アンダーニンジャに登場する架空の猛毒N-493(シキミ)を紹介します。
UN田崎がNINを襲った際に、NINの嶋田が”鼬の最後っ屁”で使用した猛毒です。
旧ソ連が開発したノビチョクという神経毒をさらに改良したN-493として登場します。
N-493自体は現実に存在しませんが、ノビチョクという人工的な毒とシキミという毒性植物は存在します。
この二つを掛け合わせた架空の神経毒かと思われます。
おそらくNはノビチョクのNですね。
N-493とは?
N-493(シキミ)とは、アンダーニンジャ14巻126話の最後でNIN嶋田がUN田崎を道連れにするために自身の歯の中から噴射した毒ガスです。
田崎曰く下記のような超猛毒ガスです。
- 琥珀色の煙霧体(エアロゾル)
- 神経剤VXガスではない
- 旧ソ連からNINが入手したノビチョクを元にしたN-493
- 呼吸のみではなく皮膚からも吸収される
- 猛毒性はVXガスの数十倍
- 一般に0.01mgの曝露で死ぬ
※エアロゾル「気体中に浮遊している、非常に微細な固体や液体の粒子」
※曝露「人体や対象物が、化学物質・毒物・放射線・ウイルスなどの環境因子に直に晒される(触れる・体内に取り込む)こと」
この猛毒ガスが練馬区内に噴出されたことにより、自衛隊が次亜塩素酸塩液でその環境除染活動を行いますが、3時間かかりました。これにより十二郎が迷子の振りをして、野口を地下に留め命を救ったことはアンダーニンジャのといっちゃん(十一)界隈では有名な話です(??)。
またこの毒ガスにより多くの区民の命が失われております。
NIN下忍の竜虎の彼女もこの毒で亡くなったそうです。作中ではさらっと明かされましたが何とも悲劇的です。
冒頭に書いた通り、このN-493ですが、現実には存在しません。しかしノビチョク、シキミはそれぞれ毒として単体で存在します。Nがノビチョクの頭文字として、N-493という架空の猛毒ガスであることが推測されます、というより、おそらくそうでしょう。
因みにAIに文章の誤字脱字チェックされましたが、Nは”NIN”のNだと言い出す始末で、この案は安易すぎるので無視しました。余計な付け足しはいらんのよ(笑)。そもそもノビチョクを作中に出す意味がありません。
では、このノビチョクとシキミの恐ろしさを見ていきます。
ノビチョク:例のロシアが作った猛毒ガス
ロシアと言えば数年前より世界をにぎわせている国です。その国が作った猛毒がノビチョク。👇
ノビチョクとは、旧ソ連が極秘開発した第4世代の有機リン系神経剤です。体内の酵素活動を阻害して神経伝達物質を過剰蓄積させ、激しい痙攣や呼吸麻痺を引き起こします。2種類の安全な化合物を直前で混合して生成する「二元兵器」として設計されており、国際条約の査察回避や検知の難しさを特徴とします。
毒性は従来最強とされた神経剤VXの約5〜10倍、サリンの10倍以上に及びます。厳密なヒトの実験値はありませんが、経皮(皮膚付着)での推定半数致死量は約0.001〜0.002 mg/kgとされます。成人(60〜70kg)の場合、目に見えない微量の1滴(約0.06〜0.1mg)で致死量となり、エアロゾル等の吸入ではさらに微量で死に至ります。
最も有名な事例は2018年に英国で起きた「セルゲイ・スクリパリ暗殺未遂事件」です。元ロシア情報将校の自宅ドアノブに塗布され、本人と娘が重体に陥り、後に付着物を拾った一般女性が死亡しました。また、2020年にはロシアの反政権運動家アレクセイ・ナワリヌイ氏が機内で意識不明となり、その後の検査でノビチョク系神経剤の検出が確認されています。
👆という、とんでもない猛毒です。
シキミ:日本で唯一毒物指定されている植物
次にシキミですが日本の植物で唯一「毒物」認定されています👇
シキミ(樒)は日本に自生する常緑木本で、仏事に広く用いられる馴染み深い植物です。しかし全株に有毒成分「アニサチン」を含んでおり、日本の毒物及び劇物取締法において、植物として唯一「毒物」に指定されています(果実部分)。中華料理で使われる八角(トウシキミ)と果実の外観が酷似しており、誤食による中毒事故が度々発生しています。
毒成分アニサチンは脳や神経系の抑制機能を阻害し、激しい痙攣や呼吸麻痺を引き起こします。マウスにおける経口半数致死量(LD50)は約0.7〜1.0 mg/kgとされ、植物毒の中では屈指の強さです。ヒトに対する厳密な致死量は明確ではありませんが、乾燥果実数個(種子数個分)の誤食で小児や高齢者が死亡した事例があり、少量でも非常に危険です。
主な事故例として、料理用の中華調味料である「八角」と誤認してシキミの果実を調理に使用し、食中毒を起こすケースがあります。過去にはシキミの果実を混ぜて煎じたお茶を飲んだことで、激しい吐き気や意識障害、全身痙攣を起こして緊急搬送された事例が報告されています。海外でも八角にシキミが混入した粉末による乳幼児の中毒事故が起きています。
👆八角という植物と見た目で似ているのでヤバいらしいです。
改めてN-493の猛毒性
これらの毒、有名な毒、N-493の毒性を比べてみました。
N-493が圧倒的な毒性。
| 毒名 | 分類 | 推定致死量(成人/経皮・吸入・経口など) | VXガスとの比較 | 主な特徴・作用 |
|---|---|---|---|---|
| N-493 (アンダーニンジャ) | 架空(改変軍事毒物) | 0.01 mg | 数百倍〜千倍規模 | ノビチョクとシキミを融合・超強化させた琥珀色の煙霧体(エアロゾル)。皮膚・呼吸から即吸収され、耐性者も瞬殺する。 |
| ノビチョク | 化学兵器(第4世代神経剤) | 約 0.06 – 0.1 mg (※微量吸入ではさらに少量) | 約 5 – 10 倍 | 旧ソ連が極秘開発。二元兵器(バイナリー)で検知が難しく、AChE酵素を不可逆阻害して激しい痙攣・呼吸麻痺を引き起こす。 |
| VXガス | 化学兵器(V剤神経剤) | 約 5 – 10 mg | 1 倍 (基準) | 粘性の高い液体で残留性が極めて高く、皮膚付着から容易に吸収される。1950年代に英国・米国などで開発された代表的な猛毒。 |
| サリン | 化学兵器(G剤神経剤) | 約 100 – 200 mg (※吸入の場合は数十mg) | 約 0.05 – 0.1 倍 (VXの1/10〜1/20) | 揮発性が高く即効性の強い神経ガス。1930年代にナチス・ドイツで開発され、松本サリン事件や地下鉄サリン事件で使用された。 |
| シキミ (アニサチン) | 自然毒(植物毒) | 約 40 – 70 mg (アニサチン純体換算/経口) | 約 0.1 倍以下 (経口・神経剤比較) | 日本で唯一果実が「毒物」指定されている植物。GABA受容体を阻害して中枢神経を暴走させる。八角との誤認事故が多い。 |
まとめ
N-493は十中八九ノビチョクーシキミのことかと思われます。架空の毒で超強いものです。
もしかしたら嶋田の後を継いで毒手になってるアレクセイが使えるかも?
今後のアレクセイに期待。



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