本ページには最新話までのネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください
タイトル
「聖域の守り人」
概要
- 講談高校跡地の地下が見えるところから始まる
- 献花のため全員地下へ向かう
- 織田と、杉山に変装している加藤は息を切らしながら地下へ到達
- 久しぶりに学校主事が登場し、次回へ続く
感想 ※168話掲載時点での感想です
タイトルの「守り人」は最後に登場した順風耳の使い手である学校主事さんでしょう。久しぶりに登場しましたが、講談高校の遁による爆破の時に鈴木や野口が脱出する手助けをしています。学校が爆撃されるときのコマ割りに登場していた記憶があります。あの爆撃から生き残っていたということは、生命力あるいは戦闘力が高いことがうかがえます。
ただし学校主事は右腕が義手になっています。遁の爆撃を完全に回避できずに負傷したと思われます。
献花のため地下へ下りたいという織田に対してそれは出来ないと言う小津。この後小峠ちゃんが無線で会話している乱乱経由で地下に降りることを許可し、地下へ向かいます。ただし織田が持ってきた盗聴器付きの花束の持ち込みは許可されず。これは加藤らが仕込んだものでしょうが、流石にばれていたのでしょう。
乱乱と小峠が密になっており、元々上司と部下の関係であった小津と小峠の地位が逆転しています。杉山に変装した加藤もそれを察していますが、その時に小津が怪訝な目で加藤を見ています。正体がバレているのかもしれません。
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考察 ※168話掲載時点での考察です
主事さんは今どの立場?
主事さんの右手が義手になっていたわけですが、誰が手術したのかは気になるところです。主事は元々厚生労働省の部隊「エンコー」に所属していました。エンコーから外れ、講談高校爆撃時はどの組織にも所属していないようでした。今回NINが管轄する工事現場にいるということはNINに所属し、忍研で手術されたものと思われます。
しかしながら、政府がNINに宣戦布告したとき、その内容を読んでいるニュースキャスターはツイストダガーで何者かに突かれてニュースを読むことを催促されるシーンがありました。鈴木はこれをエンコーの生き残りと予想していますが、そうなると政府にもエンコーが紛れているということで、エンコーは散り散りになったのかもしれません。
小津は加藤の心を読んだか?
感想に記載した通り、小津は加藤のことを怪しそうに見ていました。このとき加藤は、NINでは中忍・下忍の立場が逆転しているのか、と心の中で思っています。過去に雲隠九郎が猫平の心を読む描写、日比奇跡が瑛太の心を読む描写がありました。下忍の彼ら二人ができたので、中忍の小津ができていても不思議ではありません。
スキルが上級の忍者は読心術を持っているのでしょうか?そうなるとメタ的にこの漫画を見る姿勢が変わりますね。心を描写する吹き出しが無いキャラクターは要注視かもしれません。吹き出しが無いキャラクターは心を読まれまいとしている可能性があるためです。考えすぎでしょうかね。
地下では何を作っている?
講談高校跡地の地下構造が少し露になりました。地下に下りる最初の階段は螺旋状になっていて、グルグル回るタイプ。さらに途中から通常の真っすぐな階段になります。小峠ちゃんの情報からその深さは約45mとかなり深い。実際に地下は奥深くまで続いています。
過去の加藤と首相側近の高野の会話から、螺旋状の階段は遁が位置を掴みにくくなるため遁からの攻撃をかわす手段として有効なようです。ただし遁は既に自爆して存在しないため遁を意識する必要はありません。あるとしたらUNの自爆ドローンからの回避でしょうか。構造を複雑にするのは有効な手段に思えます。
せっかくなので調べてみました。
忍者から見た「螺旋階段」の4つのメリット
- 背後からの追手を瞬時に巻ける(視線の遮断):
- 螺旋階段は中心の支柱を中心に回り込む構造のため、数段上り下りするだけで追手の死角に入ることができます。
- 直線階段のように上から下まで見通せないため、曲がり角を利用して姿を消す「隠密行動」や「どんでん返し」のような罠への移行が容易になります。
- 多人数による追撃を防ぎ、各個撃破できる:
- 螺旋階段は構造上、通路幅が狭く一人ずつしか通れません。
- 敵が一斉に襲いかかってくるのを防ぎ、「狭い通路で一人ずつ迎え撃つ」という少数精鋭の忍者に有利な状況を作り出せます。
- 短い「忍者刀」の強みを最大限に活かせる:
- 狭い螺旋階段では、敵(通常の武士)が持つ長い日本刀は壁や支柱に当たって振り回せません。
- 一方、忍者が使う「忍者刀(にんじゃとう)」は通常よりも刃が短く作られているため、狭く入り組んだ螺旋階段の中でも自由に取り回して優位に戦うことができます。
- 上下の死角を突いた「奇襲」や「潜伏」がしやすい:
- 螺旋階段の多くは踏み板の隙間(蹴込み板がない部分)が開いているため、下から上の様子を伺ったり、逆に階段の裏側に張り付いて身を隠したりするアクロバティックな動きに適しています。
なるほど。特に2つ目が面白いですね。少数同士で争っている忍者にとっては、少数で多数を倒せると大きな戦果が上げられます。この漫画は忍者同士で争うことが多いですが、高野がSAMURAIという組織に属していたということから現代のイメージで言う侍や武士が出てきてもおかしくありません。現実では武士はかなりの数がいたので、隠密のため人数が少ない忍者にとっては螺旋階段が有効だったのでしょう。
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