PR

【ネタバレ】キングダム889話 考察・感想「見捨てられた地」|李牧の策”不戦逃避”とは何なのか

キングダム
記事内に広告が含まれています。

本ページにはネタバレが含まれます。
電子書籍、週刊誌などで最新話を閲覧の上、当記事をご覧ください。

前書き

2週間ぶりの連載考察です。アンダーニンジャが2週お休みで、HUNTER×HUNTERは長期休載。。。
お休み中はアンダーニンジャのキャラ考察していましたが、やはり連載考察が楽しいですね。

ブログ全体のアイキャッチは後日更新します。

前話は👇

【ネタバレ】キングダム888話 考察・感想「戦争」|カイネの妹カイヤちゃん
【ネタバレ注意】『キングダム』第888話の考察と感想!河了貂(かりょうてん)を救うため、趙忽軍と激しく衝突するカイネ。彼女の独断行動の裏には、亡き妹「カイヤ」への想いがあった?翌日までの膠着状態の中、次回は雁門での李牧との過去編へ突入か!

概要

前回、カイネが河了貂の捕虜になる寸前で延命し、その間に李牧と出会った過去編が語られるところでした。

今回はカイネと李牧が出会った過去編が始まっています。

馬南慈やカイネが暮らす雁門とその北の匈奴との戦いが描かれます。匈奴はやりたい放題で雁門の集落を手当たり次第に襲い、殺し、凌辱の限りを尽くしています。そんな中、次に狙われるのはカイネの集落でした。

新キャラの馬空慈が登場します。馬風慈の兄か弟でしょうか。

カイネは馬をとてつもないスピードで走らせ自身が育った集落へと移動します。後ろを追う雁門の仲間を大きく引き離します。移動しながら前回出てきたカイヤと父、母を思っています。

カイネが育ったクト集落に到着するも時すでに遅く匈奴がやりたい放題です。父が殺され、母も殺され、カイヤは連れ去られようとしています。間一髪カイヤが逃げ切り、カイネが救うところで、カイヤに矢が刺さり絶命。

これ以降鬼人のごとくカイネは武将として鍛えまくります。そしてそんな中で雁門に派遣されてきたのが李牧。

大砦に雁門の人たち全員を集めた李牧さん。武闘派と呼ばれているらしいと噂が立っていたそうですが、実際見るとガッカリなほど細男に見えます(実際は隠れているだけで、筋肉もりもりです)。

李牧さんは楽勝ムードで「やーどうもどうも」から話始めます。さらに雁門の攻略は簡単であり、その策は

「不戦逃避」

匈奴が現れたら戦わずして雁門の砦に逃げる策をとれとのことです。従わなければ斬首。

この時李牧とカイネは初対面であり、雁門の状況に苛立っているカイネは李牧に敵意剥き出しです。

案外こういうところから恋愛って成就するんですなぁ…(関係ありませんが、笑)

感想

いやー過去編になるとだいたいだるくなるのですが、今回は李牧さんの策が見れそうで、面白そうな雰囲気です。キングダムは現実的な策を練りますからねぇ。しっかり考察してみたいです。

新キャラ「馬空慈」さん登場

馬南慈の息子で、馬風慈の兄弟かと思われる馬空慈さんが登場します。見た目は馬風慈そっくりで騎馬一隊を率いているので隊のリーダーでしょうか。馬風慈と同じくやり手の武将だったことが覗えます。

背中に矢筒がありますが、弓矢の名手でしょうか?通常剣で戦う武将が弓矢をメインに持つことは少ないと思いますので、馬風慈とは違ったタイプの武将に見えますね。

とはいえ、本編には登場していないので、この匈奴との戦いで戦死した可能性が濃厚です。もう一つの考えとしては現在も雁門に暮らしていることが挙げられますが、李牧が秦との対戦でカードを出し惜しみするとは思えないので、おそらく戦死した可能性の方が高いかなと思います。

ただ李牧さんが赴任してきたので兵を失うことも考えられませんね。まぁキャラの動向に関しては今後の展開でわかるかと思いますので、自然体で見ていきます。予想困難です。

どうでもいいかもしれませんが、骨珉伯さんも出てきていますが相変わらずいじられキャラです(笑)彼は自身のキャラを変えたほうがよいでしょう。

カイネが天涯孤独に

匈奴によりカイネの集落が襲われ、父・母・妹のカイヤが匈奴の手により殺されてしまいます。カイネの悲しみたるや想像に難くないですが、これ以降カイネは武将として剣術、馬術をかなり鍛え上げたそうです。

そして匈奴に対しての恨みを晴らすかの如くカイネは匈奴に対する大規模戦闘集団の先陣に入り、匈奴を討ち殺し続けます。その狂暴ぶりから匈奴からは”血狼”と呼ばれるほどです。

考えてみると家族が皆殺しにされたためカイネは天涯孤独の身になってしまいました。もちろんこの後結婚して子供を産むとかあり得ますが、というか李牧と結婚しましたが、所謂戦争孤児のような立場になってしまっています。

李牧が赴任して全員を砦に集めたことに対して、見張りが疎かになって迷惑だと、敵意剥き出しで、もはや復讐の鬼です。

このカイネが李牧とどう仲を築き上げていくのか?李牧さんの軍師としての手腕が発揮されるところでしょう。その軍略の才を雁門の皆が認める展開になりそうです。

李牧さんも登場

そして李牧さんが雁門に登場します。今回の話で何が一番かわいそうかと言うと、元々雁門の司令官を務めていた李牧さんの前の雁門のトップがカイネさんに名前すら忘れ去られていたことです…

カイネ「何とかという将軍が戦死した」「とにかく北方守備長が死んだので」

哀れなり…しかし前任は10日で死んだとのことで名前が広まる前のことだったのでしょう。いやでも李牧は登場して挨拶してますけどね…

そして雁門のトップは守備長であることがわかりました。李牧は守備長として赴任してきたことになりますね。ここはキーポイントになりそうです。

考察

さて雁門に赴任してきた李牧さんですが、どういった策で乗り切るのか!?

李牧の策「不戦逃避」とは?

李牧が策として打ち出したのは

不戦逃避

てっきり孫子の兵法か何かかと思いましたがぴったり一致する名前の策は有りませんでした。あったのは「不戦屈人(ふせんくつじん)」

『孫子』の兵法にある言葉で、実際に戦火を交えることなく、策略や外交によって敵を降伏させること。「戦わずして人の兵を屈する」とも言います。

目的は一致しますね。ただこれは外交や情報戦で相手を屈服させる手段らしいので、今回のようにガンガン攻め立ててくる匈奴に対しては効かないでしょう。

では不戦逃避とはどんな策なのか考えてみます。李牧曰く、匈奴が来たら戦わず大砦に逃げろとのことです。

まず李牧は守備長として赴任していますので”戦うより逃げろ”は趙国としての指令に合っています。今まではカイネらが攻撃は最大の防御かのごとく、そして復讐のため、匈奴兵を討ち続けました。当然相手の兵がすり減るので策としては悪くはありませんが、雁門の兵も失われますので最善とは言えません。

考えうる策としては

  • 砦に雁門の民を集めて籠城して、匈奴の苛立ちを増加させる。匈奴の一部が追ってきたところで、総員で殲滅するゲリラ戦。(心理戦)
    △ 周りの小城に強軍をひそめておけば可能か?ただ匈奴相手に何度も通じそうではない
  • 籠城し続けて匈奴が大群を率いてきたところで、匈奴をまとめて討ち取る(籠城戦)
    △ 匈奴はかなり強いので現実的ではない。ただ雁門の指揮系統が出来ていなく、もっとうまく連携できれば実は倒せる。つまり軍略初歩的なところであるというオチはありそう。
  • 籠城し続けて匈奴が大群を率いてきたところで、趙の別軍・伏兵を起こし、後ろから背を討つ。さらに砦から雁門兵を出して挟み撃ち(信が邯鄲でやられた作戦)
    △ 策としてはありうるが、大規模な伏兵がいるかどうか。兵数を増やせるのであれば前任から実施しているはずではないか?

二つ目が現実的な落としどころかなと思いますが、三つ目の伏兵も情報戦に強い李牧さんであればやりそうではあります。つまるところ王騎を討った時のような策を雁門にも適用しているという点です。

ただ不戦逃避なので逃げるがどう繋がるのか。不戦は兵を悪戯に減らさないので効果的ではありますが、逃避は単に逃げるだけ。かつて桓騎が実施した孫臏の策のように、臆病者だと植え付けて、相手を油断させて、滅多打ちでしょうか。

うーん。。。もう少し情報が欲しいところですね。

王騎が討たれた時の匈奴とは別か?

時系列的に気になるのがここなのですが、これは作中からはわかりませんでした。史実、キングダム共に李牧が匈奴を討ったのは確かですが、今回の不戦逃避がそのまま王騎との戦までに直結するかはわかりません。

キングダムと言えば王騎将軍が討たれる話が象徴的でしょう。李牧が王騎を討つ時に大規模な情報封鎖をして、匈奴軍10万を一方的に討ち、その後すぐ王騎が戦っている戦場に赴き、王騎軍を背から打ちます。これにより王騎は討たれてしまい、李牧と言う軍師の名が世に広まりました。

今回の話で李牧が雁門に赴任し、ここからカイネと喧嘩しながらも雁門の人たちと仲を築き上げていくかと思われますが、今回匈奴兵を倒す策は赴任当初のものなのか、それとも王騎将軍を討った時まで繋がるか。今回の過去編で明らかになるかもしれません。

舜水樹はいないのか

私的に一番気になったのがこれです。そう、舜水樹さんがいないのです。

舜水樹は匈奴や山の民の言葉を話しており趙とは別の国の出身であることはわかっています。そしてことあるごとに意味深なコマがあったりします。

例えば、前趙王の悼襄王が暗殺される直前に、カイネが傷を負いながらも李牧を助けるため朝廷側の戦いに参戦するといいます。その時舜水樹の怪しげな表情・眼のコマがあり、悼襄王の暗殺を仕掛けたのは舜水樹ではないかと考えたほどです。

また青歌の司馬尚が初参戦する、王翦・楊端和連合軍との大戦前に、元雁門軍が武運を祈ると言い合いますが、この時は悲しげなのか何とも言えない表情です。

もしかしたら純粋雁門兵ではなく、李牧が匈奴から引き抜いた間者として動いているのではないか?

次回

初期の李牧の策がわかる案外面白い過去編になりそうです。

李牧流の不戦逃避とは何なのか?

キングダムで考えられている策は毎回楽しいし、あっと言わせるので次回が楽しみです。

あとがき

来週休載です…
アンダーニンジャもないのでまた1週間連載考察が無い期間が出来ます。
違う漫画も考察しようかなー

(2026/10/01)

📒 関連記事はこちら

⚔ 群雄割拠の春秋戦国時代!
キングダムをまだ読まれていない方はまず1巻読んでみてください!
「李信将軍!」、「将軍!」
👇

コメント

タイトルとURLをコピーしました